シナモンの摂取量
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シナモンの摂取量について
シナモンの摂取量をQ&Aで学びましょう!
Q シナモンの1日の摂取量は?
シナモンはたくさん摂ればいいというわけではありませんし、
たくさん摂取したからといって効果が早く現れるわけではありません。
逆に、長期的に過剰摂取(1日10g以上)すると、
肝機能に影響を与える可能性があります。
1日の摂取量としては、多くても約2〜3g程度が適量であり、
日常的に摂取するのであれば、0.6〜1gでも十分効果が見込めます。
しかし、シナモンの適正の摂取量は、体質や体調、妊娠中、授乳中など、
みんなすべて同じ観点から決められるわけではなく、個々によると思います。
そのため、初めてシナモンを摂取する場合は、少ない量から始め、
体調を確認しつつ、自分が摂取したいと思っている量へ増やしてみましょう。
例えば、始めの一週間は0.6〜1gくらいから摂取をはじめ、
2週間目に0.5〜1gほど増やしていき、それで一週間ほど摂取してみましょう。
それで、最終的に2〜3gほど摂取するようにしてみましょう。
また、この場合摂取するシナモンは、クマリンの影響を考えて
スリランカ産のセイロンシナモンを選んで摂取するようにしましょう。
Q シナモンの1回の摂取量は?
シナモンは一日あたりの摂取量の上限は決まっていますが、
1回あたりの摂取量の上限は特に決まってはいません。
1日の摂取量の上限を守るのであれば、
複数回に分けて摂取してもいいですし、一度に摂取してしまっても大丈夫です。
オススメとしては、複数回に分けたほうがいいでしょう。
なぜならば、一日を通して、シナモンの有効成分を体に留めることが出来るからです。
ちなみに、私自身の1回あたりの摂取量を例に挙げると
1日あたり2gを目安にして、それを朝・昼・夜の3回に分けて摂取しています。
つまりは、1回あたりのシナモンの摂取量は約0.7gほどです。
厳密に計測してはいませんが、大体の感覚での摂取量です。
あまりに真面目に、きちっと計測していると疲れてしまうので適当です。
1日あたりのシナモンの上限摂取量を守っていれば、
一回あたりの分割量に決まりはありませんので、気軽の試してみてください。
ちなみに、私自身の摂取しているシナモン2gは、セイロンシナモンでの換算です。
Q シナモンを過剰摂取した場合どうなる?
シナモンを数回ほど、過剰摂取したからといってすぐにどうなるかということはありません。
ただし、過剰摂取を長期間続けた場合、シナモンに含まれるクマリンの影響で、
肝機能障害になる可能性があるので気をつけましょう。
スリランカ産のセイロンシナモンの場合でも
クマリンの含有量は少ないとされていますが、長期的な過剰摂取はやめましょう。
シナモンの1日あたりの上限摂取量は約10gを超えないようにとされていますが、
これは、あくまで一般的な上限摂取量ですので、あくまで参考程度にしましょう。
人によっては、シナモンに含まれるクマリンの成分が過剰に反応しやすい場合もあります。
そのため、シナモンの上限摂取量ギリギリを狙った摂取方法ではなく、
毎日摂取するのであれば、多くても1日あたり2〜3g程度にしましょう。
Q 妊婦さんの場合のシナモンの摂取量は?
シナモンは、基本的には妊婦さんは摂取しないほうがいいと思います。
ドイツ連邦リスク評価研究所は、シナモンパウダーに含まれる
シナモンアルデヒドを妊娠中に摂取すると、胎児に悪い影響の恐れがあるとしています。
ただ、具体的にどのような影響があるかは述べられていませんが、
妊娠中はシナモンを摂取するのは避けたほうがよいでしょう。
シナモンには子宮に対する強い刺激性があり、
子宮出血や流産の危険があるとされていますが、
これについては特に医学的なデータはありません。
また、、国立健康・栄養研究所の「健康食品」の素材情報データベースには、
シナモンの摂取については、「妊娠中・授乳中における医療目的での
大量使用に関する安全性については、十分なデータがないため使用を避ける。
ただし、香辛料として使用されている量の摂取はおそらく安全である」とされています。
つまり、妊娠中は、シナモンの摂取はできるだけ避けるようにしましょうとういことです。
どうしても、シナモンを摂取する場合は、香辛料として使用する程度に抑えましょう。
また、香辛料として摂取する場合は、
クマリンの影響を考えて、カシアではなくセイロンシナモンにしましょう。
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